2024年10月28日
・同一のQRプレートを標定点として2点以上スキャンした、2つのスキャンデータを合成できるように対応
2つのスキャンデータを合成したい場合、通常はQRプレートの中心座標を快測ナビで計測し、それぞれのスキャンデータを公共座標に座標変換する必要がありました。
同一のQRプレートを2つ以上配置して、それぞれのスキャンで認識させることで、任意座標として合成できるようになりました。
体積計算に用いたいケースなど公共座標を必要としない点群データの活用時に有効です。
・標定点とするQRコードを2点以上配置する
・上記の標定点を認識させながら範囲1をスキャン
・同じく標定点は移動させずに標定点を認識させながら範囲2をスキャン
・ホームモードで[複数選択]モードに切り替え
・合成したい2つのスキャンデータを選択し、[エディットモード]へ
[エディットモード]→
・土運搬船などの積載物量を算出できるように体積計算機能を改良
体積計算機能の計算結果画面において、土運搬船などの容積が決まった箱の固定容積を加味できるように改良しました。
これによりスキャンした結果から箱内に体積させた土の体積などを算出することができます。
・快測Scanで使用できるメモリ領域を拡充し、より多くの点群を計測・編集等できるように対応
・2点間距離の計測や面積計測などにおいて、QRプレートを認識した黄色い矢印をスナップできるように対応
QRプレートを認識した矢印の座標を正確にスナップできるようになります。