SiTE-Scopeのバージョンアップ情報

・法枠点群の寸法計測機能を搭載

斜面に施工した法枠に対して、正対する方向で断面を抽出して寸法を計測することができます。
法枠の3点を指定することで、枠の斜面に垂直な方向で断面を抽出。
抽出した2次の断面確認画面で枠の高さや幅などの寸法を計測します。
計測した寸法は[多点計測デキスパート出力]にてCSVで出力し、出来形管理システムに取り込みが可能です。

また[断面抽出]→[スライス]機能においても、3点の面指定モードでのスライスが可能になりました。

・[計測]タブ→[法枠]をクリック
・法枠の3点をクリックし、3点を通る斜面に対して垂直な断面を抽出
・断面確認画面のスライダー、または点群をクリックして抽出する位置を決定
・Shiftキー+マウス操作にて断面の水平垂直方向を調整
・[計測]メニューから寸法を計測する

・ドラッグ操作でファイルを取り込めるように対応

SiTE-Scopeの3Dビューにファイルをドラッグすることでファイルを取り込めるようになりました。
以下のファイルがドラッグでの取り込みに対応しております。
・点群データ(txt、csv、las、xyz)
・スキャナーデータ(cl3、clr、pts)
・3次元設計データ(TS XML、LandXML)
・座標データ(sim)
・路線データ(sim、fld)
・SiTE-Scope現場データ(kspc)

・表示レイヤツリーから簡単に名称変更ができるように対応

データを管理する上で、わかりやすい名称で表示レイヤツリーを整理しておくことは重要です。
Windowsのファイル名・フォルダ名と同様な方法で、ツリーから簡単に名称を変更できるようになりました。

・表示レイヤツリーにて名称変更したい箇所をクリックで選択
・F2キー、または再度クリック

・設計面を正確な標高位置に表示するように改良

設計面同士が重なったり、設計面と点群が重なったときの見た目において、Ver6.20.00までは設計面が微小に下側に表示されるように制御されていました。
Ver6.30.00からは正確な標高に設計面を表示するように変更し、重なりを判断しやすく改善しました。

・多点計測デキスパート出力したCSVの測点名として、登録した寸法線の名称を出力するように改良

・多点計測したデータをTSXML出力すると路線の主要点が正しく出力されない場合がある現象を修正

・属性が付与された設計面を三角網合成やDL値分割などすると、出来形評価に利用できない問題を修正

・断面抽出タブの点群抽出において、コマンドプロパティに表示される対象線形名が正しくない場合がある現象を修正

最新バージョン
9.10.00
最新リリース日
2024.10.28

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