2023年12月19日
・【Std版/Adv版 共通】現況のSurfaceデータをどこでも丁張等で現況横断線として表示する機能を搭載
SiTE-Scopeで処理し、SiTECH 3Dに取り込んだ現況Surfaceを、快測ナビで現況横断線として表示できるようになりました。
表示できる機能は「どこでもナビ」「どこでも構造物」「どこでも床掘」「どこでも法面」「どこでも丁張」です。
画面で現況が見えることで、計画と現況の交点をより見える化します。
※現況SurfaceはSiTECH 3Dから快測ナビパッケージデータに含めて出力し、快測ナビに取り込まれます。
SiTECH 3D Ver12.40.00以上から出力したパッケージデータを、快測ナビVer6.97.00以上で取り込んだ場合に現況Surfaceが含まれます。(2023年12月19日リリース)
またKSSとして出力したファイルも取り込んで利用できます。
・[スマート施工]→[どこでも丁張]などの対象の機能をタップ
・[現況Surface選択]のアイコンをタップ
・表示したい現況Surfaceの表示欄にチェックしてOKをタップ
・【Adv版】どこでも丁張で測点ロックした際に、断面離れをわかりやすく作業者に知らせるように改良
どこでも丁張で測点ロックした際に、断面離れを作業者にわかりやすく知らせることができるように機能を追加しました。
断面離れの数値は、画面下部の測点ロックボタンの付近に表示して視認しやすくなりました。
またサウンドによる通知にも対応し、断面離れの許容値の範囲外では音で作業者にお知らせします。
サウンドは、断面離れ以外にも設計面との離れや設計点との離れで確認することもでき、許容内かどうかを音で知らせることも可能です。
・【Std版/Adv版 共通】快測ナビデータパッケージを取り込んだ際にしきい値の値も連携するように対応
SiTECH 3Dで設定した任意断面計算におけるしきい値の値が連携するようになります。
新規現場作成時に快測ナビデータパッケージ(拡張子.kspg)を取り込むと、快測ナビの「任意断面計算しきい値設定」も同じ値に設定されます。
これにより、パッケージデータを使うことによって、設定を意識すること無く、SiTECH 3Dと快測ナビの任意断面計算が同じ結果になります。
※SiTECH 3D Ver12.40.00以上から出力したパッケージデータを、快測ナビVer6.97.00以上で取り込んだ場合に連携します。(2023年12月19日リリース)
・【Std版/Adv版 共通】KSデータバンクからファイルを取り込むときに、ローカルストレージにファイルをダウンロードする機能を搭載
KSデータバンクからファイルを取り込むときに、「現場フォルダ」や「ダウンロードフォルダ」にファイルをダウンロードする機能を搭載しました。
KSデータバンクからダウンロードするには、端末がインターネットに接続できる状態である必要があります。
現場で図面データなど切り替えたいときに、オフラインの状況ではKSデータバンクに入れたデータは利用できません。
事務所などオンラインの状況で、事前にKSデータバンクからローカルストレージにダウンロードしておくことで、オフラインの状況ではローカルストレージから読み込むことができます。