快測ナビのバージョンアップ情報

・器械点座標を登録せずに器械設置(任意点設置)できるように変更

今までは任意点設置で器械点座標を必ず登録していましたが、器械点座標を登録するかどうかを選択できるようになります。

●登録したい場合
・任意点設置の補正誤差計算画面の「完了時に器械点座標を登録する」にチェックして完了
※登録した座標は削除できません。

・どこでもナビに設計差の音声読み上げ機能を追加

端末とペアリングしたBluetoothのイヤホンやスピーカーなどを重機オペレーターやテクニカルスタッフが所持することで、騒音を気にせず設計差を伝えることができるようになります。
※1m以上の場合は「〇.〇メートル(10cm単位)」、1m以下の場合は 「〇〇センチ」と読み上げます。
※最新版のプログラムに更新後、初回のみ「快測ナビ Std」をインターネットに接続されている状態で起動してください。音声読み上げ機能を使用できるように自動設定されます。

・[どこでもナビ]をタップし、表示されている設計差の数値部分をタップ。または、タフパッドの場合[A3]ボタンを押す。
※[手前の勾配を採用]にチェックが入っていない場合に有効な機能です。

・レベル観測機能を追加

目標とする「基準の目標高(標高)」と現在の高さの差を表示できるようになります。(標高基準)
また測定したベンチマーク、またはベンチマークからオフセットした高さと現在の高さの差を表示できるようになります。(BM基準)

・[観測]→[レベル観測]をタップし、[標高基準]または[BM基準]をタップ。

・横断放射観測時に、平面ビューに切り替えられるように対応

平面ビューで、現況観測する測点の横断線を確認しながら記録できるようになります。

・ホーム画面の[観測]から、[横断放射観測(路線)]→[観測]→[平面ビュー]をタップ。

・座標データ管理で、座標を複数選択して一括で削除できるように対応

・[データ管理]→[座標データ管理]→[削除]をタップし、削除する座標を選択。

・トータルステーションの望遠が反対を向いていた場合に、鉛直角が180°を超えていると警告メッセージを表示するように対応

・図面のレイヤーを非表示にした場合に、観測機能においても背景の図面にレイヤーの非表示状態が反映されるように対応

・手入力した座標など、設計座標を出力できるように対応

・任意点設置で測距前の後視点欄に「空欄」または「未選択」と表示するように対応

・器械設置で測距前にプリズム高の確認画面を表示するように対応

・AutoCADで「線の太さを表示」が有効の状態で作成されたDWGファイルが開けない場合がある現象を修正

・図面の回転設定で「選択した2点を水平にする」で回転した後に、測設のMAP-MODEで回転設定が適用されていない現象を修正

・測設のMAP-MODEで移動している際に、シートを回転したSXFファイルを取り込んでいる場合、移動方向を示す矢印が正常に表示されない現象を修正

・測設のMAP-MODEで、移動方向を示す矢印が正常に表示されない場合がある現象を修正

・通信設定を自動視準に設定している場合に、どこでもナビの連続測距機能が動作しない現象を修正

・アプリケーション起動時に、すでにアクティベーション済みの端末にもかかわらず、アクティベーションコード入力画面が表示される場合がある現象を修正

・点名を入力していない座標がある状態で放射観測から観測点を記録すると、アプリケーションが強制終了してしまう現象を修正

最新バージョン
7.10.00
最新リリース日
2024.10.28

保守会員さまへ

最新版の入手方法については下記を
ご確認ください